RULE / MANNERS 鹿との接し方・ルール・マナー
【NARASHIKAから子鹿マナーのお願い】
奈良公園でのルールの一つであります子鹿マナーについて。
母鹿は、自分の子供を匂いで判別しています。
人の匂いがすると子育てを放棄してしまいます。
子鹿は、生まれてから数週間、物陰などに隠れて、そっと過ごしています。
母鹿は乳を与えるために、1日に数回、子鹿のところへ戻り終わると子鹿はまたすぐ隠れています。
そっと過ごしている子鹿の命を守るため、触らない様にしてください。
宜しくお願い致します。
奈良のシカは人に慣れていますが、野生動物です。
いつどんな行動をおこすかわかりませんので、注意して接するようにしましょう。
ATTENTIONシカさんと接する時は、以下のことに注意しましょう
野生のシカなのでケガに注意しましょう
シカは野生動物ですので、時として攻撃することがあります。
シカに突進される・角で突かれる・噛み付かれる・蹴られる等のケガをすることがありますので、不用意にシカに触れたり子どもだけでシカに近寄ったりしないようにしましょう。
春は出産後のメスジカが我が子を守るため、秋はオスジカが発情期に入るため、気が荒くなっていて人に襲いかかることもあります。特に注意が必要です。
鹿には鹿せんべい以外のものを与えない!
奈良公園では、シカに鹿せんべいは以外のエサを与えることを禁止しています。
奈良公園のシカは野生動物であり、公園内に生えている植物(シバ、葉っぱ、ドングリなど)を主食としており、それらを自力で食べて生きています。
鹿せんべいはシカの大好物のおやつですが、それ以外の食べ物(お菓子、パン、野菜、残飯など)を与えるとシカが病気になったり、事故につながったりするおそれがありますので絶対に鹿せんべい以外の食べ物を与えないでください。
鹿せんべいとは
鹿せんべいは、江戸時代から始まった「奈良のシカ」と人とのふれあいに欠かせないものであり、歴史的背景をもつ文化です。
鹿せんべいは、シカにとって安全に作られたおやつであり、その売り上げの一部がシカ保護の費用に充てられていることから、保護と観光振興の観点から例外として認めています。
犬の散歩注意!
シカは臆病な動物で、犬はシカの天敵です。
犬に驚いて突然走り出したり、人身事故や交通事故の原因になる場合があります。
身を守るために犬に襲いかかることもあります。奈良公園内を散歩するときは、必ずリードをつけ、犬をシカに近づけないでください。
手荷物を引っ張る可能性があります。注意しましょう
人が手に持っているビニール袋や地図・パンフレットなどを食べてしまうことがあります。シカに近寄るときは手荷物を取られないよう注意しましょう。
また、カバンを角に引っかけてしまうこともありますので、シカにとられないようしっかり持ちましょう。
シカを守るためゴミを捨てない!
シカが誤って食べてしまい、死んでしまう被害が出ています。絶対に捨てないでください。
※奈良公園内にはゴミ箱がないため、必ずご自身でお持ち帰りください。
シカを大切に仲良くしましょう
奈良のシカは、国の天然記念物です。たたいたり、追いかけたりせず優しく仲良く触れ合いましょう。
一般社団法人NARASHIKAは、ツーリストシップに賛同しています。